相談者の感想


(1) 

休憩が昼の2時間と夕方1時間あるものの、朝9時から夜10時ころまでのかなり集中的なものです。
まず、最初は互いの緊張をほぐすためのワークから始まり、のあとは参加者1人1人と簡単な質問を
やりあいながらコミュニケーションを深めお互いを知っていきます。
初めは知らない人同士で緊張して、なかなか話せないでいましたが、そのうち次第に打ち解けて
、自然に皆が楽になっていきました。部屋の中央で座椅子で先生と対面するようにU型に楽な格好で座ります。
座り方も休憩のとりかたも自由で自分の取りたいようにとります。すべて、自分の裁量でやってくださいとのことで、
縛られないことが分かって安心しました。皆が打ち解けてきたころを見計らって、先生からTGCへの取り組み方法
について説明がされました。
この場所が安全であること、ここでの関係や出来事が外に持ち出されないことプライバシーが守られること。
特に年齢や差別や学校や職歴や結婚などの社会的条件を持ち込まず、みんな平等で一切の差別を受けないこと、
どのような発言があっても攻撃も非難も批判も批評もされないこと、話したいだけ話すこと、話すか話さないか
自分が主体的に決めること、なるべくなら素直に自分を出すこと、話すことは自分にも他人にも気付きの機になること、
一つ一つのワークが即改善につながるものだということなど。
このような用意周到な配慮があってこそ心が開けるのだと理解できたし、安心もしました。
4日間の日程は、「状因標法(現状・原因・目標・方法)」の方法で進められること、
そして1日目は約15%、2日目が約30%、3日目が約55%、そして4日目に100%になるように進むように
設定されていると説明されました。
これは大切なことで、これらが予備知識にあったので焦らないでいられました。カウンセリングは、プリントをもとに
2?3人のグループに分かれてワークすることから始まります。お互いに検討しつつ先生からの
「あなたの場合はどうですか、どう思いますか、なぜそのように考えたのですか、
今どのように感じていますか」という質問の形をとって、本人の自らの意識に焦点をあわせ、進められました。
自然に無理なく自分の傾向を知り、相手の傾向も知っていきます。
この時点で苦しいのは自分だけではないんだということが分かり、なぜかしら自然に楽になっていきました。
お互いの近さを感じるようになりました。このようにこのTGCは「意識セラピー」によるカウンセリング手法で、
常に自分の意識を意識化することで自分の内面と向き合うことをします。
我ながら、こんなことを考えていたんだと気づいたり、思考や認知の底にある自分の無意識に気づき驚き、
自分が自分を分かっていく作業だと実感できました。

(2) 
最初の「現状チェック」ワークで、自分達の現状の傾向についてチェックしていきました。
ここでも自分では意識できなかったことが次々と出てきました。
私の場合ACの傾向が大きい現状を知りました。自分達が心くせ、つまり、物事を悪化
するように想像したり、解釈したり、評価したりするくせのあることを理解しました。
それに、こんなにも主観的なものの見方だったことも気づきました。
「良いこと探し」のワークで、自分の良い点、嬉しかったことなど六つの分野から良いことを書き出します。
「うわさゴッコ」のワークや知らぬ間に 強引にマイナスに解釈していたことを事態好転へと切り替える
「切り換え法」のワークを通して、心くせの入れ替えを図ります。
僕達はどうやら悪い心くせの名人博士らしいのです。現状について理解した僕達は、「なぜ」というワークで
自分の色々ななぜを書き出し、苦しんでいるものに対しての傾向や問題意識を持ちます。
自分一人では、気づけないことが仲間がいることでどんどん気づけていきます。
欠点や苦しみや問題やコンプレックス等を悩むのではなく課題に置きかえるという「問題の分化」をしていきます。
そういうワークを通して勝手に悩んでいた心くせに気づき、少しずつ、現状の事実把握が進んでいきます。