相談者の感想


(3) 

その原因についての考察です。 人は環境の影響を善しも悪しも受けます。
過去についてのワークからAC傾向を演じなくてはならなかった家族関係について幼いころから
振り返ってみます。
意識セラピーの特徴は、単に環境のせいだけにせずそれに対して 自分がどのように
意識し対処していたか、意識と選択から自分の対応のありかたに原因をもとめるところです。
これをやって分かったことはたとえ過去に色々な環境の影響があったとしても、
それのせいにするのは自分の意識のありかたによるのだということです。
幸せになるのも不幸になるのも自分の意識の有り方だったのです。
こだわっている意識を発見し素直にこだわりが消えていきました。
それから、賛同できる順番を比べ合う「価値観ワーク」で、人それぞれ考え方が違うことを理解します。
これは意外でした。 理屈では自分では分かっていたつもりだったからです。
他人の価値観を認めながらも、自分の自由意思も大切であること 、自分が自分の主体者であり、
また、自分や他人との関係も良い加減が大切だと痛切に感じました。
仲間の一人が「そうか!あの人も絶対なのではなかったんだ。
ある価値観をもつ一人に過ぎなかったんだ。
今までわがままだとか自己中心だとか言われ続けていたが、それもその人の価値観で
決め付けていただけだったんだ。
「私にも私の価値観があっていいんですね」という述壊を聞いて皆も納得したり、
置き換えがあったりしました。
この置き換えがおきるのが、このTGCの良さだと思い ます。
仲間の気づきからたくさんのことをお互いにきづいていくのです。
人間的成長がおきます。
これだけは大学の学問からも学べないことでした。
    
(4)
  最初の土日のTGCを終え、1週間を経た第3日目の土曜日です。
トラウマ(悲嘆)を癒すワークに入ります。
あらかじめ描いた幼稚園、小、中、高、現在の自分の絵を使います。
それぞれはインナーチャイルドと呼ばれる「過去の不自由な自分」です。
部屋の電気を消され、幼いころから順にインナーチャイルドと向き合いました。
つらい状況が、デジタルカメラの画像のコマ送りのように続きます。
明るいコマは一つもありませんでした。
僕は、それぞれにねぎらいの言葉をかけ、あのころの僕にやさしい言葉を与えました。
そして、過去の自分に向けて手紙を書きました。
帰る道すがら、僕は、何回もその手紙を読みなおしました。
心に響きました。穏かな気持ちになりました。
3日目の癒しのワークでインナーチャイルドに別れを告げて過去の自分を肯定できる
(歴史をかえるということ)ようになってからは、かなり気持ちが楽になっている自分に気づいていました。
    
(5)
 4日目は、具体的な方法についてが主でした。
緊張や不安とは何か、どう対応するのか、どう穏和するのか、対人恐怖についてはどうか、など色々です。
また、まずい心くせ(不合理な考え方)について、60程度の例をあげながら、
自分に当てはまる例をグループで話し合いました。
心の状態が改善されても、長年の心くせは、意識して好転させていくことが必要です。
また、その具体的な方法についても学びました。
    
(6)
  最後のワークは宿題だった絵を用いて行われました。
絵は「良かった探し」のワークで見つかった中から、うれしかったことや、楽しかったこと、
誇らしく思えることなどを描いてあります。
うまく描こうとせず、思いをぶつけるようにしたので、意外にうまく描けた。
僕達は、それぞれ絵を発表しあい、お互いへと拍手を送ってあげたのでした。
決意のうちに書いた「これからのじぶんへ」の手紙を互いに発表しあい、最後に、4日間頑張りとおしたことに
一人一人と握手を交わし喜びのうちに帰路についたのでした。