☆問2: 50代 男性

5年程、そうとうつとで苦しんでいます。

催眠療法・前世療法で、これを本当に一度に改善(治る)させる事ができますか。そうであればぜひお願いしたいです。

○うつ病と躁病の両方の症状がある場合をかつては躁うつ病といい、現代では双極性障害といいます。

元々はうつ病だったのが、抗うつ剤を長年用いているうちに躁病状態になるケースがあります。

誠意のない医者に薬物を服用させられ悪循環になっている場合が多くあります。

医者に依存しないように、この現実を直視して正しい薬の服用をして下さい。

※ここで躁病について、アメリカ精神医学会の診断基準「DSM-Ⅳ-TR」に基づき説明します。

躁病エピソード(病相)

A気分が異常かつ持続的に高揚し、開放的で、またはいらだたしい、いつもとは異なった期間が少なくとも1週間持続する。

B気分の障害の期間中、以下の症状のうち3つ(またはそれ以上)が持続しており(気分が単にいらだたしい場合は4つ)、はっきりと認められる程度に存在している。

① 自尊心の肥大、または誇大

② 睡眠欲求の減少、(例:3時間眠っただけで、よく休めたと感じる)

③ 普段より多弁であるか、しゃべり続けようとする心拍。

④ 観念奔逸、またはいくつもの考えが競い合っているという主観的な体験。

⑤ 注意散漫(すなわち、注意があまりにも容易に、重要でないかまたは関係のない外的刺激によって他に転じる)

⑥ 目標指向性の活動(社会的、職場または学校内、性的のいずれか)の増加、または精神運動性の焦燥

⑦ まずい結果になる可能性が高い快楽的活動に熱中すること(例:制御のきかない買あさり、性的無分別、またはばかげた商売への投資などに専念すること)

分かりにくい表現ですね。

要はテンションがハイになり過ぎて、コントロールがきかなくなってしまう状態です。

まるで神にでもなったように全能感が強くなり、恥や外聞や危険をも顧みず突進したがります。

そうかと思えば急激にテンションが落ち込み、うつ症状がひどくなります。この状態が繰り返されるのが双極性障害です。

ここまでくると薬の処方はかなり難しくなります。薬を多くする医者より、薬を減らす医者を選んで下さい。

○さておたずねの「催眠療法・前世療法で、これを本当に一度に改善(治る)させる事ができますか」にお答えします。

とにかくなんとかしたいとの思いからこの講演会にも参加したのだと思います。
>そのあなたの懸命さに敬意を表します。

多分、あなたなりに色んな努力をしたけれどうまく行かなかったのでもう催眠療法しかないとの考えになったのでしょうか。

なんとか魔法みたいに治りたいとのお気持ちは分かります。

良い返事をしたいのですが、正直に言うと一度だけで改善(治る)させる事は出来ません。

そもそも一度だけでと考えるのはやや依存的で無理があります。

一度だけでは治りませんが複数回すれば可能性は大です。

その場合でも先ずカウンセリングを受けて正しい向き合い方をすることが大切です。

あなたが正しい向き合い方をすれば必ず改善に行くことを請け合います。

◎そもそも病気には意味があります。

一は、「無理があるよ、事態が悪化しているよ」との合図(サイン)です。

二は「何かを修正し改善する課題があるよ」との暗示です。

三は、「自分を変えるチャンスであり生き方を変えるチャンスですよ」との教示です。

症状だけを治そうとするより、ストレスや自分と向き合い、生き方(意識と選択と習慣)を変えれば病気は治ります。

むしろ今までより良い人生がきます。どうか良い人生を求めて下さい。

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